「物価が上がった」の中身。CPIの3つの数字と市場が反応する理由。
CPI(消費者物価指数)とは
私たちが買うモノやサービスの価格が、全体としてどれくらい変化したかを示す代表的な指標です。インフレ(物価上昇)の大きさを測るために使われます。
3つの数字を混同しない
- 総合(ヘッドライン):食品・エネルギーを含む、すべてを対象にした数字。
- コア:変動の大きい項目を除いた数字(日本では生鮮食品を除くのが一般的)。
- コアコア:生鮮食品とエネルギーを除いた、より基調的な物価。
国によって「コア」の定義が異なります。米国のcore CPIは食品とエネルギーを除いた数字を指します。どの数字の話かを取り違えないことが大切です。
なぜ市場が反応するのか
インフレが強いと、中央銀行が利上げに動く観測が高まります。すると金利が動き、株価や為替にも波及します。CPIは「金利ニュースの前提」として市場が注目する指標なのです。
投資家としての付き合い方
単月の数字に一喜一憂せず、トレンド(方向)で見るのが基本です。1回の発表で長期の積立方針を変える必要は、多くの場合ありません。
一次情報の確認先:総務省統計局(消費者物価指数) / 米労働統計局(CPI)