金利が動けば株価も動く。中央銀行ニュースを「順番」に読むコツ。
なぜ金利が株価に影響するのか
金利が上がると、企業の借入コストが増え、将来の利益を「現在の価値」に割り引く率も上がります。とくに将来の成長を織り込んだ成長株ほど、金利上昇時に値下がりしやすくなります。逆に金利低下は株価の追い風になりやすい、というのが基本の考え方です。
米国株は「FRB」、為替は「日銀」
- FRB(米連邦準備制度):米国の政策金利を決めます。米国株・ハイテク成長株に直接影響します。
- 日本銀行(日銀):日本の金融政策は円相場に影響し、米国株の円換算額に効いてきます。
米国株を持つ人は、この2つを「株価」と「為替」の両面から見るとニュースが整理しやすくなります。
ニュースは「順番」に読む
見出しだけで判断せず、次の順で一次情報を確認する習慣が大切です。
- ① 声明・公表文(結果そのもの)
- ② 経済・物価見通し(今後のスタンス)
- ③ 議長・総裁の会見(ニュアンス)
長期投資家の距離感
1回の会合結果で慌てて売買しないこと。金利は株価を動かす多くの要因の一つにすぎません。積立を続ける人にとっては、下落は買い増しの機会になることもあります。